南区版 掲載号:2020年8月27日号 エリアトップへ

「依存症は病気」の認識を デスク・レポート

社会

掲載号:2020年8月27日号

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 ▼薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症者を持つ家族による団体「横浜ひまわり家族会」が主催する講演会が8月23日に行われた。今回はオンライン開催だったが、講演会はこれまで、南公会堂で行われてきた。宿町には依存症者の支援施設「横浜ダルク・ケア・センター」、六ツ川に隣接する港南区芹が谷には依存症の治療で全国的に知られる県立精神医療センターもある。依存症を考える上で、南区は横浜の中心であると言っていい。

 ▼覚せい剤や大麻を1度でも使ったことのある人は国内に200万人以上いるという専門家の調査もある。「危険ドラッグ」のように、入手しやすい薬物が増え、もはや遠い存在とは言えなくなった。それだけに、薬物や依存症者との向き合い方を自分のこととして考える必要がある。

 ▼家族会が以前から訴えているのは「依存症は病気である」ということ。有名人が薬物所持・使用で複数回、逮捕されることが大々的に報じられるようになり、「薬物依存症者=犯罪者」という単純な図式とネガティブな印象だけが植え付けられたように思える。しかし、薬物依存症は精神保健福祉法に明記された障害であり、病気であるということをまずは知っておかねばならない。

 ▼依存症の背景には、孤立や不安、生きづらさなど、外からでは分かりづらい要因がある。薬物乱用防止キャンペーンで用いられる「ダメ。ゼッタイ。」のキャッチフレーズに代表される、依存症者を社会の見えない場所へ追い込むような方法では問題の根本は解決しないと考えるべきだろう。依存症を治療できる適切な医療と同時に家族や支援施設はもちろん、地域のサポートも重要だ。横浜ダルクのように、地域との信頼関係を構築しながら運営する施設への理解を進めたい。支援施設はコロナ禍で依存症者とこれまでのように密にコミュニケーションを図れないという。認知症など、ほかの病気と同様に、患者を温かく見守りながら、依存症が身近なものであるという意識を持ち続けたい。

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