神奈川県歯科医師会(松井克之会長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症拡大以降、約9割の歯科医院で患者が減少する中、県民が安心して受診できる体制を図ろうと「感染対策強化型診療所(感強診)」の認定制度を創設した。
この制度は待合室の定期的な清掃や消毒などのチェック項目をオンラインで申請。外部有識者と同会の委員会で構成する審査機構が認定審査を行う。認定診療所には認定証とステッカーが交付される。同会によると、歯科医師会がコロナ対策を行う診療所を認定するのは全国で初めて。
8月31日から申請受付が始まり、9月2日時点で143件の申請があった。最終目標は3千件。3日の会見で松井会長は「安心、安全の歯科医療を守るために制度を立ち上げた」と話した。
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