六ツ川1丁目にあるカフェレストラン「トミーズカフェ」で10月3日、キックボクシングの元日本王者で今年3月に同店そばに24時間営業のフィットネスジム「ピースフィットネス24」をオープンさせた矢島直弥さん=人物風土記で紹介=が講演を行った。
同店はさまざまな分野で活躍する人を招いて話を聞きながら、参加者が交流を図るイベント「トミーズミートアップ&スピーチ」を行っている。今回で13回目。コロナ禍で中断していた同店のイベントは8カ月ぶりの開催となった。
約20人が参加。矢島さんは、自身の生い立ちや「好きな女性を振り向かせたい」という理由で始めたキックボクシングについて語った。チャンピオンになりながらも、けがによって引退を余儀なくされた経験から「格闘技に未練はあるが、過去の自分を超えないと成長はない」と経営者としての覚悟を語った。
矢島さんの話を聞いた後は、矢島さんを含む参加者全員が3分間スピーチを行い、各自が取り組むビジネスや社会貢献活動などを説明。この中でもユニークな話を披露した矢島さんがベストスピーカーに選ばれた。
参加者からは「話を聞くだけでも分かる矢島さんのオープンな人柄に魅了された。ジムは六ツ川の健康と元気の拠点になる」などの感想が聞かれた。同店オーナーの山田ベンツさんは「矢島さんの情熱あふれる話で、みなさんに喜んでいただけた」としていた。
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