南太田の清水ヶ丘教会は、昨年発生した大型台風で甚大な被害を受けた九州地方の支援を目的とした「チャリティーコンサート」を10月11日に同教会で行った。約100人が訪れ、ピアニストの演奏に聴き入った。
同コンサートは、2011年の東日本大震災で被災した東北や台風被害の多い九州などの被災地支援を目的に、6年前から定期開催しているもの。地元を中心に遠方からも多くの人が足を運ぶ。
今回は新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれたが、観客にマスクの着用や消毒、検温の協力を呼び掛けるなどの感染症対策を徹底。出演者は観客との距離を保ち、コンサートが行われた。
九州出身のピアニスト・樋口一朗さんと桐朋学園大学院1年の中島のはなさんが出演。バッハの「フランス組曲第3番BWV814ロ短調」やショパンの「子犬のワルツOp・64-2変ニ長調」などの楽曲を披露し、会場を盛り上げた。
同教会の中島聡牧師=人物風土記で紹介=は「皆さんのご厚意がありがたい。近年は被害の大きい地震や台風、水害などが多発しているので、継続的な支援を行いたい」と話した。集まった約15万8千円は日本キリスト教団社会委員会を通して寄付される。
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