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シールで「詐欺撃退」を 金融機関、南署らと連携

社会

掲載号:2020年11月19日号

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田中署長(中央左)と呼び掛けた前田会長(同右)
田中署長(中央左)と呼び掛けた前田会長(同右)

 南区内の銀行などによる南区金融機関防犯連絡協議会は南警察署や南防犯協会と連携し、このほど、特殊詐欺の注意を呼び掛けた防犯シールを作った。11月11日には同協議会の前田道亮会長=人物風土記で紹介=と同署の田中武志署長が面会。横浜銀行弘明寺支店の利用者にシールを配布し、詐欺被害への注意を呼び掛けた。

 同協議会には区内の銀行や信用金庫、郵便局など27店舗が加盟。金融機関で発生する犯罪を未然に防ごうと、会員同士の情報交換などを行って協力体制を強化している。また、南警察署や南防犯協会などと連携し、特殊詐欺の撲滅に向けた活動に取り組んでいる。

被害額は横ばい

 南署によると、南区内で今年発生した特殊詐欺の被害件数は10月末時点で37件と昨年の55件から減少しているが、被害額は約1億円で昨年からほぼ横ばいとなっている。

 中でも金融機関職員や警察官などをかたり自宅を訪問し、被害者の隙を見てキャッシュカードを盗む「キャッシュカード詐欺盗」、暗証番号を聞き出し不正に金を引き出す「預貯金詐欺」が全体の65%を占める。

目に留まるものを

 同協議会は新型コロナウイルスの影響で活動を自粛する中、増える詐欺被害に心を痛めていた。そこで、3密状況を避けてできる取り組みを模索。南防犯協会と南警察署と連携し、特殊詐欺への注意を呼び掛けるシールを約5千枚製作。同協議会に加盟する27店舗で高齢者を中心に配布している。

 シールは縦約6cm、横10cmで通帳に貼れるサイズを配慮。預金を引き出す際に目に入ることで特殊詐欺を未然に防ぐ効果が期待できる。シールを受け取った70代男性は「常に目に入るので被害に遭うリスクが軽減されると思う。とても心強い」と話す。

 同協議会の前田会長は「地元に根差した金融機関に勤め、お金を取り扱うプロとして1件でも多くの被害を防ぎたい」と力を込める。警察署の田中署長は「家族の絆を守るため各関係団体との連携を強化し、犯人を監視する”地域の目”を増やしたい」と話し、継続した啓発活動に取り組む意向。シールはなくなり次第増刷し、啓発活動は12月末まで続けられる。

銀行窓口でシールを受け取る利用者
銀行窓口でシールを受け取る利用者

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