累計感染者が1万人超え 県政報告 新型コロナに再度の警戒 立憲民主党・民権クラブ 県議会議員 きしべ 都
県内では11月に入り、新型コロナウイルスの新規陽性者数が3日連続で100人を超えるなど、増加ペースが速まっています。14日には累計感染者数が1万人を上回り、18日には過去最多の226人になるなど、依然として警戒を緩められない状況が続いています。感染者急増の第2波に第3波が上乗せされ、医療機関が厳しい状況になりつつあります。
特に横浜、川崎などの県東部の患者数が増加しています。病床確保を全県で対応する必要がある中、14日に県対策本部会議が開かれ、「医療アラート」を発出しました。稼働病床の拡大を医療機関に要請し、28日までに現在の目安から450床増やした1100床(重症100床、中等症1000床)を確保する方針を示しました。
11月からは、かかりつけ医を持たない発熱患者などの診療予約を行う「発熱等診療予約センター」を立ち上げました。全県を対象とするもので、発熱や咳、喉の痛みなどで診療を希望する場合、県が患者さんと医療機関をつなぐ役割を担います。同センターでは症状や受診を希望する地域などの申し込みを受け取り、発熱診療等医療機関に予約可否の確認を行い、指定された医療機関を受診していただくものです。現時点で予約先となる発熱診療等医療機関は1500以上となっています。
また、県では感染再拡大で苦境にある飲食店を対象に感染防止に効果があるアクリル板、サーキュレーター、加湿器を緊急的に無償で貸し出す事業を25日から来年3月まで行う予定です。
LINEで予約可
診療は電話だけでなく県のLINE「新型コロナパーソナルサポート」の「診療予約」からも申し込みできます。電話とLINEを合わせて1日約500件ほど問い合わせを受けており、約30分で折り返して予約の確認をお伝えしています。
発熱等診療予約センター【電話】0570・048914(午前9時から午後9時)。一部IP電話など前記番号へつながらない場合の受付は【電話】045・285・1015。LINE公式アカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート」 からも。
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2019年11月28日号