延期になった東京五輪・パラリンピックが行われる予定の2021年。南区では南吉田小学校と横浜商業高校(Y校)が「オリンピック・パラリンピック教育推進校」に指定され、五輪への機運醸成が進んでいる。
市は重点的に五輪・パラリンピック教育を推進する「オリンピック・パラリンピック教育推進校」を指定している。南区では南吉田小とY校の2校が選ばれた。
南吉田小は12月11日にパラ種目の「ボッチャ」の体験会があり、4年生約80人が参加した。ボッチャは2チームによる団体戦で、目標の球に近付けるようにボールを投げるゲーム。
児童は事前に動画でボッチャを見てルールなどを学び、体験会に臨んだ。試合を繰り返し、徐々に投げる強さのコツをつかんでいた。男子児童は「思ったよりボールが重く、投げるのが難しい」と感想を語った。
同校は外国籍の児童が多いのが特徴。金子正人校長は「多文化共生の理念が五輪に通じるものがある」として推進校に名乗りを上げた。同校は昨年3月、五輪大会組織委員会から表彰も受けている。
Y校も昨年11月に英国五輪委員会の関係者と生徒がビデオ会議を行っている。
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