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事業者向け経営支援【2】 専門家助言で売上回復 IDEC横浜 無料出張相談
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、南区役所は事業者を支援しようと、市の外郭団体である公益財団法人横浜企業支援財団(通称・IDEC(アイデック)横浜)と連携し、相談窓口を紹介する取り組みを進めている。
IDEC横浜は職員が企業を訪問し、経営課題を掘り起こし、解決へ向けた支援メニューを案内する企業支援のプロ集団だ。事業者が電話をするだけで、中小企業診断士らの専門相談チームが会社、事業所を訪問し、抱えている悩みや課題を整理してくれる。
個人飲食店を改善
栄区にある居酒屋「串揚げ 旬菜魚カラオケだんだん」は2017年開店。夫婦2人で切り盛りしていたが、オープン間もないころに夫が死去。それ以降、売上が減少し、危機感を抱いた妻の三上道江さんがIDEC横浜に相談した。相談専門チームは経営状況を精査。材料コストや手間を考え、仕入れ品目やメニュー数を絞り込んだ。その結果、仕入れ費用削減と同時にオペレーションが改善され、ほぼ三上さん1人で運営できるようになった。さらに、助言を受けて告知ボードや外観を工夫し、店の存在をアピール。コンセプトやイメージを伝えることで集客につながったという。三上さんは「主人が残してくれた店を長く続けたい」と話す。
コロナ禍で小規模事業者から「日々の仕事に追われて課題が分からない」といった相談が増えている。相談チームは適切な方法や支援先を紹介するほか、補助金などの申請書の書き方もアドバイス。相談は無料で何度でも対応してくれる。
IDEC横浜は「どんな小さな悩みでも結構です。まずは電話をください」と呼び掛けている。
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