大岡5丁目の特別養護老人ホーム白朋苑は、ひきこもりなどの困難を抱える若者の就労訓練に協力したことを受け、横浜市から表彰された。
市は無業状態などの若者の自立や就労支援を行う「よこはま若者サポートステーション」を通じ、2006年から地元の企業や団体に職場の受け入れを依頼。これまで多くの就業機会を創出し、サポートしてきた。
白朋苑は3年連続で受け入れを実施。洗濯や施設内の清掃などの業務を通じ、仕事のやりがいを一緒に考え、就労をサポートしたことなどが評価された。
白朋苑で仕事を経験した参加者からは「働くことへの抵抗がなくった」「人とコミュニケーションを取れるようになった」との声が多く、正社員として雇用された人もいるという。
職員の成長にも
3月24日に行われた表彰式には白朋苑の飯田孝子さんが出席。こども青少年局の齋藤聖局長(当時)から表彰状が手渡された。飯田さんは「『どのように教えれば伝わるか』など、考える習慣ができて職員の成長につながっている」と話した。
神奈川県中小企業家同友会=中区=、株式会社ファム=中区=、株式会社ウィンロジ=金沢区=、オーケー株式会社=西区=も表彰された。
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