南地区警察官友の会(馬淵圭雄会長)は新型コロナウイルス感染拡大の中で奮闘する警察官の力になろうと、4月2日、体温計10台を南警察署(田中武志署長)に寄贈した。
いまだに収束する気配のない新型コロナウイルス。警察官は業務上、不特定多数の人と接触する機会が多く、感染の恐怖と戦っている。南署の警察官は毎朝、体調チェックの一環で自宅で検温してから出勤している。しかし、早朝から勤務する日など、時間のない時は負担になることが多い。
同友の会はこれまで南署にマスクを5500枚寄贈するなどの支援を行ってきた。今回は一人でも多くの警察官が快適に仕事ができるようにと、体温計10台を寄贈することに決めた。4月2日、同友の会の馬淵会長らが南署を訪れ、コロナ禍で奮闘する警察官に向けた感謝の言葉を述べるとともに田中署長に体温計を手渡した。
馬淵会長は「警察官の皆さんはまちの平和を守るエッセンシャルワーカー。少しでも力になれるように、今後も継続的な支援を考えていきたい」と話した。田中署長は「日頃から支えてくれる地域の皆さんの期待に応えられるように全力で業務にあたりたい」と話し、区内で増えている特殊詐欺や自転車盗などの犯罪防止に力を注ぐ。
馬淵会長らはこの日、弘明寺駅周辺で4月8日に行われる「春の全国交通安全運動キャンペーン」を応援する言葉も届けた。同キャンペーンでは、警察官が関係団体らと連携して交通マナー向上などを呼び掛ける。
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