南永田団地の商店街にある「サロンほっとサライ」がこのほど、永田台小学校の児童と協力し、エコバッグを作った。住民らに環境保全について考えてもらおうと、各種イベントなどで配る。
この取り組みは南区が企画したもの。貧困や環境問題などのあらゆる課題を2030年までに解決に向かう「SDGs(持続可能な開発目標)」を地域に浸透させる狙いがある。
区からエコバッグの作成を任されたサライだったが、コロナ禍で発表の機会を失っている子どもたちに活躍の場を与えようと、交流のある永田台小学校にバッグのデザインを頼んだ。
デザインは同校をこの春に卒業した6年生が担当。「住み続けられるまちづくりを」といったSDGsの目標などを記したエコバッグを500個作った。
6年1組の担任を務めた藤倉久二郎教諭は「貴重な機会をくれた住民の皆さんに感謝。これを機に子どもたちが環境問題について真剣に考えてくれれば」と話した。
エコバッグは児童や教職員に配るほか、4月17日に同団地で行われる「つながり祭」などの住民イベントで、高齢者を中心に配布する予定だ。
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