「大人の塗り絵」を学ぶ大岡のカルチャーサークル「ぬり絵アートの会」が主催する作品展示会が横浜市南区の吉野町市民プラザで4月14日から19日まで行われた。個性豊かな作品を一目見ようと、多くの人が会場を訪れた。
大人の塗り絵は手先を動かすことで脳の活性化や集中力アップに効果があるとされ、近年、テレビ番組など複数のメディアが注目。認知症予防や、趣味の幅を広げたいというシニア世代を中心にブームとなっている。
同会は大岡地区センターや別所コミュニティハウスなどを拠点に活動し、それぞれ月1、2回、教室を開いている。現在は約80人が在籍し、色鉛筆やクレパスを使って創作活動に取り組む。
作品展示会は新型コロナウイルス対策を講じた上で開催。会員が描いた115点が展示され、動植物や歴史上の人物など、個性豊かな作品が並んだ。同会の代表を務め、塗り絵を教える原辰男さんは「コロナ禍で発表の機会が少なくなっているので貴重な時間になった。これからも会員の意欲を引き出せる活動に取り組んでいきたい」と話した。
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