記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月19日12:36更新
【ワクチン接種 南公会堂でも開始】
新型コロナウイルスのワクチン接種が５月19日、南公会堂でも始まりました。各区の公会堂やスポーツセンターなど、市内19会場で高齢者への「集団接種」を行っています。17日には青葉公会堂・青葉スポーツセンターでの接種がスタートし、19日はそれ以外の市内18会場で始まりました。
南公会堂は水、木、土、日曜日の午前９時45分から午後３時30分まで使われます。19日は午前９時前から受付を行う人が数人訪れました。市側は接種開始時間前に多くの人が集まり、密状態になることを避けるため、待機場所を多く確保するなどしています。（写真は19日午前９時ごろの南公会堂入口）
＜個別接種 問い合わせ殺到で取り止めの機関も＞
ワクチン接種に関し、病院や診療所による「個別接種」を行う約６００カ所の医療機関が５月17日に発表されました。しかし、発表直後から医療機関に問い合わせ電話が殺到し、一部の機関では接種の取り止めを決めたり、連絡先を非公表にする事態となっています。
17日に発表されたのは、個別接種を行う医療機関で、直接予約を受け付けるもの。南区では20の医療機関が対象でした。発表直後から各医療機関には問い合わせや予約を求める電話が殺到。本来、予約は19日以降からとされていたにもかかわらず、通常診療に支障が出るほどの問い合わせが相次いだ医療機関もありました。個別接種を行う予定だった南区のある医療機関は17日、サイト上で「ワクチン接種は行っていません。集団接種の方に協力しています」と個別接種を行わないことを表明しています。
市は「17日以降、取り止めや非公表の申し出がある」とし、申し出があった医療機関は、一覧を表示したサイトから削除しているといいます。その上で「最新情報はサイトを確認してほしい」と呼び掛けています。
本紙の調べでは、19日午前までに、当初の実施医療機関一覧から南区の４機関を含む40以上の医療機関が削除されています。
