一度は目にしたことのある名作が並ぶ
弘明寺商店街内観音橋近くにある絵本店「子どもの本＆クーベルチップ」で絵本フェアが５月30日まで行われる。
同店は港南区を拠点に絵本の読み聞かせイベントを行っていた市内在住の中村裕子さんが５年前に開業。「子どもからお年寄りまでに絵本の面白さを肌で感じてもらいたい」との思いから、販売のみならず、店舗に著者を招いたトークショーなどのイベントを定期的に開催している。
絵本カバーでペーパーバッグ作りに挑戦する体験会などは「地域交流の輪が広がる」と好評。地元の小学生が作った絵本を展示するなど、つながりを大切にしている。
絵本フェアではアメリカの絵本作家、レオ・レオニ作で小学２年生の国語でも学ぶ「スイミー」や、アーノルド・ローベルの「マスターさんとどうぶつえん」などの名作約１００冊が並ぶ。
同店は「コロナ禍でおうち時間が増え、過ごし方を悩んでいる人も多いと聞く。絵本が親子のコミュニケーションを構築するきっかけになれば」と呼び掛けている。
夏休の読書感想文におすすめの本を紹介するなど、読書に関する相談にも対応している。
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