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アートから「防災」考える 「光のぷろむなぁど」始動
2008年から蒔田公園で光のアートイベント「光のぷろむなぁど」を行っている市民団体「大岡川アートプロジェクト実行委員会」は、12月にイベントを実施する方向で準備を始めた。
08年から毎年、12月に光のアート作品を公園に展示したり、音楽演奏、屋台での飲食物販売を行ってきた。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響から来場者参加型のイベントを取り止め、アート作品を撮影した動画をYouTubeで公開するだけにとどめた。
今年は感染状況を考慮しつつ、公園に作品を展示し、見物してもらうこれまでの方法を目指す。
すでに市の文化芸術活動支援事業「ヨコハマアートサイト2021」に採択されており、具体的な計画の着手へ向けて、これまで協力を得ていた町内会や公共施設、学校関係者に意見を聞く準備をしている。
つながり作る
同委員会は、コロナ禍で地域行事の多くが中止になったことで、住民のつながりが断たれていることを危惧。地域の誰もが関係する「防災」をキーワードに、災害時の避難方法や行動について考える機会を設けたり、蒔田地区を中心に、地域の担い手となる町内会長や消防団員にインタビューを行い、紙媒体やWebで発信することも計画している。
同委員会は「私たちは単にアート作品を見せるだけではなく、地域と地域、人と人とのつながりを作ることが一番の目的。防災について考えることを通してそのメッセージを伝えていきたい」としている。
大岡川アートプロジェクト実行委員会
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