商店街がターゲットにする年齢層は30代だが、実際の来街者は60代以上--。市が7月15日、商店街の実態や経営状況などについて調査した結果の報告書を公表した。
市内の300商店街を対象にした実態調査では南区の7団体を含む249商店街が回答。ほかに、商店街加盟の約7900店や来街者約2万5千人にも調査を行い、これらの結果をまとめた。
これによると、商店街や個店が来街してほしいと思う年齢層は30代、40代が上位だが、実際の来街者は60代以上が6割以上を占めていることが分かった。商店街の約3割が期待する30代は、実際に訪れているのは全体の約6%で、期待と実態に大きな乖離があることが鮮明になった。
本・文具店求める
商店街側が「不足していると感じる業種」の上位が「鮮魚」「精肉」「青果」の生鮮三品を扱う店舗だったのに対し、来街者がほしいと感じる業種の上位は「書籍・文具」「100円ショップ」「飲食店(喫茶・ファストフード)」となり、生鮮三品のうち、最上位は「鮮魚」で6番目だった。
報告書は市経済局のサイトで見られる。
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