「第103回全国高等学校野球選手権神奈川大会」の4回戦が7月20日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで行われ、横浜清陵高校が5-4で第2シードの横浜商業高校(Y校)との接戦を制した。2014年以来、3回目となるベスト16入りを決め、きょう22日午後1時から川崎市の等々力球場で麻溝台高校=相模原市=と対戦する。
両チーム無得点で迎えた6回表、横浜清陵は4番・五十嵐俊選手(3年)の2点本塁打などで3点を先制。7回にも五十嵐選手が2点打を放ち、春夏通じて16回の甲子園出場を誇るY校を引き離した。だが、その裏、本塁打などで3点を返されると、9回には守備の乱れから3塁走者の生還を許し、ついに試合は1点差に。しかし、この日、緩急を使ったピッチングが冴えたエースの渡邊駿太投手(同)が最後の打者を右飛に打ち取り、今大会の第2シードで春夏通じて16回の甲子園出場があるY校に5-4の大金星を上げた。
横浜清陵の野原慎太郎監督は「強豪相手にも諦めず、試合前日まで繰り返し分析したことが成果として表れた。5回戦も自分たちのプレーに自信を持って臨んでほしい」と選手を鼓舞する。五十嵐選手は「中学時代はあまり試合に出られなかったので、高校は少しでも長くプレーがしたい。強豪私立に進学した(横浜泉リトルシニアの)元チームメイトたちに成長した姿を見せ、彼らとも同じグラウンドで戦いたい」と話し、横浜清陵のスローガン「考える野球」で上位進出を目指す。
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