横浜市立大学3年の上原優奈さんと星野南月さんが特殊詐欺を防いだとして、10月7日、南警察署(北村正署長)から感謝状を受け取った。
2人は8月6日午前11時ごろ、六ツ川のコンビニに立ち寄った。プリペイドカード売り場で困った顔をした80代女性を見て心配した上原さんが女性に声を掛けたが、購入したいカード名が分からないことから、特殊詐欺を疑った。
女性は「高額な当選金を受け取るために電子マネーが必要とのメールが送られてきた」と説明した。その言葉で2人は疑念から確信に変わり、女性の警戒心を煽らないように警察への相談を提案。六ツ川に住む星野さんが先導し、交番へ連れて行った。
南署の捜査で、女性は約1800万円の当選金を受け取るために、3千円分の電子マネーの購入を持ち掛けられたことが判明。後に口座情報を聞き出されて大きな被害ににつながる可能性があり、2人の行動が女性を詐欺から守った。
北村署長は「女性の気持ちを尊重しつつ、特殊詐欺を防いだのがすごい」と2人に感謝の言葉を送った。コンビニでアルバイト経験がある上原さんは「仕事で学んだ『困っている人に声を掛ける』意識が活かされて良かった」と話した。
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