合宿の記念撮影で笑顔の田中選手（中央）
六ツ川在住のバレーボール選手、田中拓海選手（24）＝人物風土記で紹介＝がこのほど、六つ川小学校などで活動する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」の合宿で特別コーチを務めた。
田中選手はバレーボールＶ２リーグの東京ヴェルディに所属するセッター。立正大学４年時に入団して以来、レギュラーとして活躍する。同ジュニアを卒業した初のＶリーガーで子どもたちにとって憧れの存在だ。
横須賀市内で開かれた合宿では、パスなどの基本を確認。田中選手は「基本に忠実な選手は高いレベルでも通用する」と熱意のこもった指導で子どもを鼓舞した。また、Ｖリーガーになるまでの軌跡や競技を楽しむことの大切さなどを語り、交流を楽しんだ。
同ジュニアの大村恵利監督は「（田中選手が）チームを卒業する時に『みんなの目指す星になれ』と声を掛けた。そして、今、Ｖリーガーとして活躍する彼を誇りに思う」と話し、さらなる飛躍を期待する。
２０２１年〜22年度のＶ２リーグは10月30日に開幕する。東京ヴェルディは11月６日、多治見市総合体育館でトヨタ自動車サンホークスとのシーズン開幕戦に臨む。
試合でトスを上げる田中選手（本人提供）
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