記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 11月4日0:00更新
衆院選で当選した前首相の菅義偉氏は告示の19日を含めて期間中、4日間の地元入り。4年前は1日だけだったので、今回は取材の機会が増えた。印象的だったのは出陣式を含めて、すべての場面で「タスキ」をしていなかったこと。すでに官房長官として全国的な知名度を誇っていた前回でさえ、蒔田中で行った集会時には、黄色地に青色で名前が書かれたタスキをしていた。今回の選挙で安倍晋三元首相が自らの出陣式でタスキをしていた映像を見ていただけに、余計に印象に残った。陣営は「タスキはいらないということでしょう」と。商店街を練り歩いて、立て続けに記念撮影を求められていた菅氏。首相を務めたことで、地元では歓迎されていたように見えたが、大切なのは人気ではない。前首相として、どのような役割を果たすか、注目していきたい。 (も)
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