神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2021年11月18日 エリアトップへ

南区店舗に救急箱 開発団体、設置進める

社会

公開:2021年11月18日

  • LINE
  • hatena
救急箱を導入した店主ら
救急箱を導入した店主ら

 災害対策や交通事故防止に取り組む「非営利型一般社団法人FA普及協会FAVT」=中区=が南区内の路面店などに、負傷者に応急処置を施すことができる救急箱の設置を進めている。弘明寺や井土ケ谷地区を中心に約300個が導入され、互いを助け合う「共助」の精神がまちに広がる。

 救急箱は縦約20cm、横11cm、厚さ7cmで販売価格は7645円。設置場所には「緊急時救急箱提供」と書かれたステッカーを貼る。消毒液やガーゼなど、応急処置に対応できる物資が入って、ケースは骨折した人の添え木になる。

 FAVTは災害や交通事故の発生時に役立てようと、2006年に利便性の高い救急箱を開発した。今年から本格的に南区での普及を始め、弘明寺商店街周辺の店などに導入を推奨。負傷者救護を考えて購入する事業者が増えている。

 弘明寺商店街近くにある絵本店「子どもの本&クーベルチップ」を経営する中村裕子さんは「手当てに必要なものがそろって便利。地域に助け合いの気持ちが生まれるきっかけにもなれば」と設置を決めた。

 救急箱を車両に置く企業も。ステッカーを取り付けることで運転手の安全意識が高まり、交通事故の減少につながったとの声がある。ある郵便配達員は「より一層、安全運転を心掛けるようになった」と話す。

市民のニーズに

 京王線の車内で10月31日に発生した無差別殺傷事件など、いつどこで負傷者が出るか分からない。FAVTに対し、市民からは電車やバスなどに救急箱を導入してほしいとの声が寄せられる。

 FAVTの営業・企画担当の箭中美智子さんは「もしもの時に皆さんが互いに助け合えるよう、必要性の高い場所へ提案していきたい」と設置を呼び掛けていく。

紅白のステッカーが目印
紅白のステッカーが目印

南区版のローカルニュース最新6

公益社団化10周年祝う

横浜南法人会

公益社団化10周年祝う

3月28日

団体横断的な防災活動を

団体横断的な防災活動を

デスク・レポート

3月28日

高田市議の後援会発足

「気になる選手 見つかる」

DDTプロレス大石真翔選手

「気になる選手 見つかる」

30日、中区で大会

3月28日

「みなっち」仕様 防災ボトル

「みなっち」仕様 防災ボトル

自治会・団体向けグッズ

3月28日

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

横浜しだれ桜の寺「普門院」樹木葬墓地

ご家族ご夫婦だけの区画 庭園型永代供養墓苑 0120-426-350

https://www.youtube.com/watch?v=YEcUswIppIk

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

南区出身 気鋭の落語家

関内ホール企画出演中

南区出身 気鋭の落語家

春風亭かけ橋さん

4月24日~4月24日

南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook