神奈川大学の学生2人がフードドライブの活動を広めようと10月28日、イトーヨーカドー横浜別所店を訪れて同店の取り組みを取材した。取材内容を記事にして、神奈川県や同大学のWebサイトに掲載している。
フードドライブは、家庭にある未開封食品を行政や福祉団体を通してフードバンク団体などに寄付する活動。ひとり親世帯や子ども食堂、児童養護施設などに向けた食支援だけでなく、社会問題化する食品ロスの解消にもつながるとして注目を集めている。
若者目線で考える
県はフードドライブに対する認知向上に向けて若者の目線から現場の活動を取材・発信してもらおうと、県SDGsパートナーの神奈川大学に打診。学生の鮫島優月さんと日光萌花さんがイトーヨーカドー横浜別所店の取り組みを取材することになった。
同店では、昨年6月から常設のフードドライブ回収ボックスを設置しており、2人は取り組みのきっかけや寄付をする利用客からの声、食品の回収量などについて、約1時間にわたって担当者に話を聞いた。
鮫島さんは「学生食堂のアルバイトで米の廃棄などを目の当たりにしていたことから関心があったので、参加できて良かった」と話し、日光さんは「コロナ禍で1人暮らしの学生に向けた食支援を受けたことがあり、活動されている現場の声を聞けたのは貴重な機会だった。上手く記事にして発信できるよう頑張りたい」と意気込んだ。
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