南区版 掲載号:2021年11月18日号 エリアトップへ

依存症対策の計画策定 市、早期支援へ連携強化

社会

掲載号:2021年11月18日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市は政令市では初めてとなる「依存症対策地域支援計画」を10月に策定した。予防、発見、回復のそれぞれの段階に応じて、力を入れるべき施策を定めている。特に依存症者の身近にいる支援者から専門機関につなげる取り組みを意識しており、市は支援策のガイドライン作りを急ぐ。

 同計画は依存症対策事業に関する国の実施要綱に基づき、アルコール、薬物、ギャンブルの3つの依存をメインに、行政や民間団体などが行う支援の方向性を示している。計画期間は2025年度までの5年間。市内の医療関係者や民間支援団体らの意見も取り入れられている。

 計画は依存症を「誰もが成り得て、適切な支援で回復できるもの」とし、本人や家族らの困難軽減やくらしの改善に向け▽予防・普及啓発▽早期発見・早期支援▽回復支援--の3段階に沿う「正しい理解の普及」「専門的な回復支援」など、6つの重点施策を掲げる。

 中でも力を入れるのが、地域ケアプラザや一般の医療機関、学校といった身近な支援者らから専門的な依存症支援につなげる取り組みだ。

 市側は「医療機関の受診や債務相談の背景に依存症が隠れているケースもある。周囲がいかに早く気付き、専門的な相談や支援につなげられるかが大事」と話す。昨年6月には関係機関の代表者からなる連携会議が発足し、現在は支援のためのガイドライン作成に着手している。

 計画の中では、研究機関や市の調査による推計値として、市内のアルコール依存症生涯経験者を約1万5千人、薬物使用の生涯経験者を約5万9千人、生涯でギャンブル依存が疑われる人を約7万人としている。

 市は依存症関連の相談窓口を中区の「こころの健康相談センター」(【電話】045・671・4408)や各区役所に設けており、昨年度はセンターに1013件、各区役所に計3127件の相談があった。

「孤立化させない」

 市内には3つの専門医療機関と16の回復支援施設、10の自助グループがある。南区宿町にある回復支援施設「横浜ダルク・ケア・センター」の山田貴志施設長は「孤立化させない動きが大切。医療、事業所、行政が連携するという意味では、支援計画や連携会議の存在は有効だと思う」と話した。

南区版のトップニュース最新6

健康食育で文科大臣表彰

大岡小

健康食育で文科大臣表彰 教育

「学校給食優良学校」に

1月27日号

市から「予報」発信なし

トンガ噴火津波情報

市から「予報」発信なし 社会

防災Eメールの対象外

1月27日号

南署に電光掲示板寄贈

南ロータリークラブ

南署に電光掲示板寄贈 社会

60周年、地域貢献広がる

1月20日号

還元額 予算の5%

市内飲食店利用促進策

還元額 予算の5% 経済

「レシ活」利用低調

1月20日号

3回目、1カ月前倒し

ワクチン接種

3回目、1カ月前倒し 社会

65歳以上、3月末完了へ

1月13日号

生理用品を無償提供

フォーラム南太田

生理用品を無償提供 社会

コロナ禍の女性を支援

1月13日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月27日0:00更新

  • 1月26日18:36更新

  • 1月24日16:45更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

馬の「モノ・コト」一堂に

馬の「モノ・コト」一堂に

27日から 赤レンガでイベント

1月27日~1月30日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年1月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook