地域の交通安全に顕著な功績のあった個人や団体、無事故無違反の優良ドライバーなどを讃える「交通安全功労者表彰伝達式」が11月19日、南警察署(北村正署長)で行われた。個人、団体の交通安全功労者など、4人2団体が受賞した。
無事故無違反を38年
別所在住の平戸久美子さんは、関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長連名表彰を受賞。自動車免許を取得してから38年間、無事故無違反の優良運転者としてドライバーの模範となり、日ごろから運転する機会が多い中での実績などが大きく評価された。
平戸さんは現役の保育士。子どもに優しく接する場面を想像し、思いやりの心を持って運転することが無事故無違反につながっていると言う。
年末年始に増えるとされる飲酒運転などの防止について、「大切な家族や友人の顔を思い浮かべ、強い責任感を持ち続けることが大切」と話し、注意を呼び掛けた。
南交通安全協会の置田光男会長は「日ごろから交通安全に寄与していただいていることに感謝。協会も南区から事故を減らす取り組みを進めたい」と話した。北村署長は「南区の交通死亡事故が減少傾向にあるのは皆さんの力あってのこと」と感謝の言葉を送った。
受賞者は以下の通り(敬称略)。▽関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長連名表彰…平戸久美子▽公安委員会表彰…大岡地区交通安全母の会▽警察本部長表彰…佐野典子、清水博美、永田の子学援隊▽警察本部長・地域交通安全活動推進委員協議会連絡協議会会長連名表彰…稲川淳一
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