横浜への統合型リゾート(IR)誘致に反対していた市民団体「カジノを考える市民フォーラム」が11月25日、横浜市の山中竹春市長に対して誘致までの経緯を検証することを求める要望書を提出した。
同フォーラムは、齋藤勁元衆議院議員が代表理事を務める一般社団法人勁草塾などの3団体が2019年に設立したもの。当時の林文子市長が誘致を決めたIRについて、有識者から世界の事例などを聞きながら考える活動を行っていた。
8月の市長選でIR誘致に反対する山中氏が当選。その後に誘致撤回が宣言されたことを受けて同フォーラムは、これまでの市の取り組みを検証し、市民に公表することが必要と考え、要望書を提出した。要望では第三者による検証委員会の設置検討も求めた。
25日に要望書を受け取った平原敏英副市長は「要望をしっかりと受けとめる」とした。山中市長はすでに、年度内に誘致の経緯をまとめた報告書を公開することを明らかにしている。
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