南防犯協会(岩田春男会長)は11月26日、地域で相次ぐ自転車盗の防止を促すキャンペーンを弘明寺商店街で行った。通行人に啓発物を手渡し、注意を呼び掛けた。
これは南警察署(北村正署長)と連携して取り組んだもの。南署によると、県内で11月25日までに発生した自転車盗は6133件で、昨年と比べて475件減った。南区内では、147件から138件に減少したが、無施錠の自転車が盗まれる被害が相次いでいる。
自転車盗の防止に有効なのがダブルロック。備え付けの鍵だけでなく、ワイヤー錠も使うことで防御力が高まるという。
キャンペーンでは、同会のメンバーと警察官がワイヤー錠などの啓発物を通行人に配布。ダブルロックの手順を教えた。
通行人の70代女性は「お店やアパートの駐輪場で鍵がかかっていない自転車をよく目にする。自分も鍵をかけ忘れないように気を付けたい」と話し、防犯意識を高めたいとした。
南署は「減少したとはいえ、『138件も被害が出ている』という危機感を持っていただき、自転車から離れる際は必ず鍵をかけてほしい」と呼び掛ける。
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