蒔田町の紅花書道塾に通う小中学生の作品が横浜市民ギャラリー=中区=で11月24日から28日まで行われた「神奈川書家三十人展」に展示された。神奈川を代表する書家30人と子どもたちの作品が並んだ。
同展に展示されたのは神奈川新聞社が未来を担う書家の育成や書道文化のさらなる発展などを目的に初めて開催した「かながわ書道キッズコンクール」に応募された489人の作品。厳正な審査を経て、55人に優秀と認める賞を送った。
同塾の生徒7人が入賞。劉晴櫻(はな)さん(小1)と関莉果さん(中2)が最高位(大賞)に相当する「神奈川県知事賞」に輝いた。
劉さんは自身の名前「はな」を力強く書いた。運筆やバランスの取り方が素晴らしく、品格があると講評された。関さんは「個性尊重」をしなやかに揮亳。今までに数々のコンクールで入賞した経験値の高さを見せ、書道4段(大人の部)の実力を発揮した。
そのほか、「和顔愛語」「創造」など、生徒の力作が展示された。同塾代表の粟津紅花さんは「コロナ禍で発表の場を失った子どもたちにとって、ありがたい展覧会になった。表彰式は中止となったが、入賞が自信につながったと思う」と生徒を称えた。
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