南区総合庁舎1階にある「ふれあいコーヒーショップ『にこにこみなみ』」が開店5周年を記念し、12月13日から17日まで、来店者にクッキーや手作り小物をプレゼントする企画を行う。
同店は区庁舎移転に合わせ、2016年5月に開店。障害者が接客を行い、地域作業所で作られた菓子などの販売を続け、障害者への理解を広げる場として役割を果たしている。本来は5周年を迎えた直後に記念企画を行う予定だったが、感染症の影響を考慮し、この時期に延ばしていた。
昨年以降、コロナ禍で休業を余儀なくされたり、作業所の出店時間や参加人数が減っている状況がある。同店店長で南区障がい児者団体連絡会の会長を務める畑中圭子さんは「開店から3年近くが経過し、繰り返し訪れてくれる方が増えてきた中でのコロナ禍で、積み重ねてきたものをもう一度立て直さなければと感じている」と話す。来店者の中には、店に立っていた障害者の姿が見えず、近況を気にする人もいるという。「この店は障害者にとって貴重な場」と畑中さんは語る。
営業時間は午前10時から午後3時。
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