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2022年に創業150周年を迎えた和菓子店「しげた」の社長を務める 重田 英樹さん 大岡在住 66歳

掲載号:2022年1月1日号

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挑戦で紡いだ伝統と誇り

 ○…「地域のプライドを感じられるような店にしたい」。その言葉は、歴史や伝統に慢心せず、常に挑戦を続けてきたからこそ出てくるもの。最近では「スイーツ」という大きなくくりの中に混ぜられがちな和菓子の存在感を示したいという。

 ○…店で生まれ育った。住居を兼ねた店には常に約20人の職人が住み込んでいた。3代目社長の父を見て、「休みなく働き、職人を束ねながら商品の開発から経理まで全て自分でやらなければいけない」と大変さを感じ、積極的に継ごうとは思わなかった。大学を出て経理の仕事に就く。「机に座っていればいいから、サラリーマンは楽だと感じた」と笑う。しかし、25歳で父に請われ、家業を継ぐことに。

 ○…時代に合わせた商品づくりが求められる中、有名な土産品を食べ、他店の味の研究を重ねた。それをヒントに新商品を考える。もちろん、単なる真似では勝てるはずがない。「今まで食べてきたものから組み合わせを考え、アイデアをふくらませる」。スイートポテトをヒントに栗を丸ごと乗せた秋の季節商品「栗ひろい」もその一つ。それでも「アイデアが商品になり、結果が出るのが10年後だったりする」。1995年に4代目社長に。父はその約40年前、多くの店が敬遠していた商業施設への出店を決めた。今でも3つの施設に店を出すのは、和菓子の良さを幅広い世代に伝えたいから。

 ○…かつてはバンドを組んでいたこともある音楽好き。今でもギターを習う。「いつかソロリサイタルを開いてみたい」と夢を語る。妻も息子も店に立つ。「お客さんのニーズに応え、満足してもらえなければ、客が来なくなるだけ」。店休日は元日のみ。新年を彩る和菓子の数々が客を訪れるを待っている。

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