昨年3月開店
南太田のフジスーパー横浜南店の近くに昨年3月に開店した「エルコリーノ横濱」。イタリア産の食材を使ったナポリピザを提供し、バリスタが淹れるコーヒーも楽しめる。
店主の小堀靖幸さんは南太田小学校、蒔田中学校を卒業した地元っ子。都内と横浜にあるピザ店「ナプレ」で9年間腕を磨いた。「お客さんに『小堀』という看板を目当てに来てもらいたい」との思いが強まり、バリスタで同僚の市川裕子さんとともに南太田での開業に踏み切った。
開業の準備が整った時にコロナが襲ったが、ナプレの仲間たちの励ましが力になり、オープンに迷いはなかった。開業にかかった費用は約1500万円で足りない分は融資を受けた。「ピザの生命線になる薪窯に一切の妥協をしたくなかった」と話し、顧客に良質なピザを食べてほしいという職人魂を込める。
個性少しずつ
緊急事態宣言が発令中はテイクアウトやデリバリー、ランチメニューを強化し、集客を図った。時間が経っても美味しく食べられるように工夫を凝らし、季節感のあるメニューの開発に努めるなど、試行錯誤を重ねて切り盛りした。
10月以降は店の強みであるワインなどの酒類の提供を本格化。まだコロナが客足に影響を与えているというが、ディナーを楽しむ家族連れやカップルが増え、持ち味と個性を発揮する。今はディナーで提供するピザ以外のメニューにも力を入れるなど、さまざまな視点を大切にし、地元を盛り上げていく。
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