南区版 掲載号:2022年1月20日号 エリアトップへ

金工作品を手掛ける工芸家として活躍し、日本橋三越本店で個展を開く 大槻 昌子さん 南太田在住 78歳

掲載号:2022年1月20日号

  • LINE
  • hatena

失敗と改良で成功つかむ

 ○…匠の世界に飛び込んで半世紀。金、銀、銅などの金属を加工し、唯一無二の作品を作ってきた。歴史ある東京の百貨店「日本橋三越本店」では14年ぶりに個展を開く。「伝統ある場所で開催できることに感謝したい。金工作品の世界に皆さんを引き込み、その魅力に気付いてもらえれば」と準備を進める。

 ○…南太田小出身。実家がオートバイの修理などを行う会社を経営していたこともあり、「人にものをアピールする仕事に就きたい」との思いで多摩美術大学に進学。「生命力のある作風に魅せられた」と卒業後は金工作家を目指すことに。人間国宝の増田三男氏などに師事し、33歳で独立したが、展覧会に落選する日々が続いた。「ライバルから刺激をもらうため、落選した展覧会にも足を運んだ」と自身に足りない技術や感性を貪欲に吸収した。そうした努力が実を結び、独立から5年後に入選した。「作品は個性の集大成。それを認めてもらい、工芸家として一歩前進できた感じがして嬉しかった」と成長の瞬間を語る。

 ○…「頑張り過ぎない」がモットーで70%から80%の力を継続するのが成功の秘訣だと話す。「リラックスした状態ほど良い発想が生まれるから」と微笑み、疲れた時は清水ケ丘から富士山を眺めて元気を取り戻すという。「いつでも自然体でいることが大切。失敗と改良の積み重ねが成功につながると考えれば何かと良い方向に働く」

 ○…中区元町の「大槻工房」には南太田小の建て替え時に受け継いだ、いすなどが並ぶ。「先生や友達との思い出は何年経っても消えない。小学校で得た価値観や感性は生きる上での原点」と語り、母校を想う。南太田が生んだアーティストはものづくりに励み、新たな風を吹き込み続ける。

南区版の人物風土記最新6

竹森 智さん

建設・不動産会社「大東建託横浜南支店」の支店長を務め、SDGsの推進に取り組む

竹森 智さん

浦舟町勤務 53歳

5月19日号

澤田 和也さん

パチンコ店「ドキわくランド井土ヶ谷店」の店長を務め、地域貢献活動に取り組む

澤田 和也さん

井土ケ谷下町勤務 42歳

5月12日号

小熊 誠さん

4月から神奈川大学の学長に就任した

小熊 誠さん

南区在住 68歳

5月5日号

吉田 美佐子さん

蒔田や旧大岡村などの歴史を教え伝える「南区郷土の歴史研究会」で活動する

吉田 美佐子さん

大岡在住 74歳

4月28日号

相馬 友子さん

神奈川区の「はるかぜ農園」を運営し、野菜の直売を自宅で行っている

相馬 友子さん

大岡在住 56歳

4月21日号

鈴木 健一さん

4月から南区長に就任した

鈴木 健一さん

59歳

4月14日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月19日0:00更新

  • 5月12日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

箏・三味線など響く

南区邦楽協会

箏・三味線など響く

22日、南公会堂で演奏会

5月22日~5月22日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年5月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook