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南区版 公開:2022年4月21日 エリアトップへ

横浜市 高齢福祉のサイト開設 情報の「窓口」目指す

社会

公開:2022年4月21日

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サイトのトップ画面
サイトのトップ画面

 横浜市は4月から、高齢福祉の様々な情報を探せるWebサイト「ふくしらべ」(https://fukushirabe.city.yokohama.lg.jp/)を公開した。高齢者本人やその家族が欲しい情報に辿り着きづらい現状を踏まえ、分かりやすい「窓口」となることを目的としている。

 高齢期の公的な相談窓口として一般的なのが、地域ケアプラザに併設されている「地域包括支援センター」だ。

 市の統計によれば、市内の65歳以上人口は昨年9月末時点で約93万人。同センターの総合相談受付数は2006年度の8万4400件から年々増加し、20年度には22万2980件となっている。市地域包括ケア推進課の担当者は「相談事がある人は潜在的にはもっといるはず。高齢福祉に関する情報は多岐に渡り、専門用語が多く、分かりにくいのがこれまでの課題でした」と話す。

 こうした考えから、困っている高齢者やその家族が必要な情報を分かりやすく取得できることを目的に、その窓口となる同サイトの設立につながった。

最寄りの施設を検索

 「高齢期の暮らし選び応援サイト」と銘打っており、具体的には在住区や町名から最寄りの地域ケアプラザを検索できる機能や、高齢期の暮らしをより豊かにする記事を集めたヒント集、地域活動のチラシなどに使えるイラスト素材集が主な掲載内容だ。高齢者本人のほか、高齢者を支える家族も対象としている。

 4月1日にサイトを開設。今後も情報の追加を予定している。

Webに頼らぬ周知も

 一方でネットに詳しくない高齢者には、サイトからの情報取得自体が困難なことが多い。市内の地域ケアプラザの担当者は「広報紙の発行など、情報周知に力を入れているが敷居が高いという声は聞く。自治会やシニアクラブの会長でも『どこに相談していいか分からない』という方もいるので、一番身近な相談機関として職員が地域に出て行ってつながりを作る必要がある」と話した。

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