吉野町の「トヨタモビリティ神奈川南店」がこのほど、同店の従業員が南消防団に入団し、活動している功績が認められ、消防庁消防団協力事業所表示証交付団体として認定を受けた。
同表示証は消防防災力の強化のため、消防団活動に協力している事業所に対し、その証として消防庁が交付するもの。2021年度は全国26団体、横浜市内では同店のみの交付で、南区内の事業所が交付を受けたのは、06年の制度開始以来、初めてのこと。
5人が活動中
同店は17年から従業員が南消防団に入団し、現在は5人が第三分団で活動している。同店から最初に入団した大久保英利さんは、地域行事に参加した際、参加者に団員が多くいたことから消防団に興味を持った。入団後は仕事が休みの日に訓練に参加し、分団のポンプ操法訓練の選手になるなど、積極的に活動する。「目の前で交通事故が起きた時、すぐに対応できないことがあった。団員としての知識をもっと増やしたい」という。
4月20日に同店で交付式があり、宮脇茂店長は「交付を機にさらに気を引き締めて活動したい。消防団以外にも児童の通学時の見守りなど、地域に貢献できる活動を進められれば」と話した。
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