南永田山王台地区内の道路に愛称を付けるプロジェクトの活動報告をするための懇談会が4月30日に永田地域ケアプラザで行われた。プロジェクトに携わった住民が今後の方針などを話し合った。
10の自治会・町内会で構成される同地区は、ふるさと意識の醸成などを目的に、地区内27カ所の道に愛称を付ける取り組みを2019年から推し進めてきた。住民アンケートや地元の小学生が会議で話し合って出した発想を取り入れ、「西光院坂」「南中通り」などの地域性が伝わる名前が付けられた。
3月に全ての道にネームプレートと小学生が描いたイメージプレートを設置し、当初の目標を達成。初めてまちを訪れた人からは便利という声があり、子どもからは「プレートの制作などを通じ、自分が住むまちへの愛が深まった」との感想が聞かれたという。
懇談会ではプロジェクトメンバーの子どもから大人まで30人が参加。活動に充てていた区からの補助金の支給が昨年度で終わった中、ネームプレートやイメージプレートのメンテナンスをどのように管理していくかなどを話し合った。
プロジェクトリーダーの堀木一男さんは「道の愛称が未来に根付くような活動やウォーキングプログラムを継続し、地域を大切にする人を増やしていきたい」と話し、今後は「道の愛称ネクスト」として活動を継承していきたいとしている。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|
|
<PR>