別所在住の鬼田(おにた)共代さん(52)が作ったオリジナル雑貨が5月27日まで、関内駅近くのマリナード地下街=中区=のショーウィンドウに展示されている。ピンクをモチーフにした作品が道行く人の目を引く。
「人と同じものを作ってもつまらない」--。義母の介護などが一段落し、10年前に始めたのがピンク色の絵の具などで装飾した作品作り。ハンドバッグや小物入れなど、どれも独創的なデザインで注目を集める。
コンセプトは「なるべく、本体から作る」。作品の材料となる粘土や発泡スチロールを購入し、パーツごとに加工。さまざまな工芸技術でつなぎ合わせていく。「幼少期に、フラワーデザイナーだった母が使っていた材料で遊んだ経験が生きている」と語る。
今は夫も作品に興味を示し、力のいる作業を手伝ってくれるという。最近は男性ファンも増えたといい、夫の助言が生かされるとも。10年間の地道な活動が実を結び、ロサンゼルスのイベントで販売するまでに成長。昨年からプラスチックの加工に挑戦するなど、作品のレパートリーを増やしている。
ショーウィンドウにはハンドバッグや時計、ドイツのくるみ割り人形などが並んでいる。鬼田さんは「個性的なデザインなどに注目し、オリジナル性のある作品を見てほしい。皆さんの気持ちを少しでも明るくできれば」と呼び掛ける。
5月27日まで展示。詳細は鬼田さん【電話】045・514・3922。
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