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南区版 公開:2022年6月30日 エリアトップへ

永田台小に環境大臣賞 米作り、ごみ削減など評価

社会

公開:2022年6月30日

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「ふるさと創生の会」の会員から田植えを教わる児童
「ふるさと創生の会」の会員から田植えを教わる児童

 市立永田台小学校(松本久美子校長=人物風土記で紹介=)が地域環境保全功労者として、今年度の「環境大臣賞」を受賞した。昨年の「横浜環境活動賞」に続く表彰で、校内での米作りやごみ削減などの環境に配慮した取り組みが評価された。

地域住民から学ぶ

 「環境大臣賞」は多年にわたり顕著な功績があった人、団体を環境大臣が6月の環境月間に合わせて表彰するもの。今年度は市内から3団体が受賞し、地域住民と連携した取り組みを進めてきた同校は「地域環境保全功労者」に選ばれた。

 同校は総合学習や社会科の授業の中で、食育や環境問題について考える授業を実施。それらが評価されて、2010年、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)から「ユネスコスクール」の認証を県内で初めて受けた。

 環境大臣賞の受賞理由の一つとなった校内の田んぼで行う米作りには、南永田山王台連合町内会の住民有志によるボランティア団体「ふるさと創生の会」が協力。児童は米作りの基礎となる田植えについて学んだ。

 同校の近くの南永田団地の住民は生ごみ処理機「キエーロ」を紹介。土の中の微生物を利用して生ごみを消滅させる土壌混合法を解説した。児童はそれによって、野菜の皮などの生ごみを捨てずに生かせることを知り、給食で出た生ごみをキエーロに還元するようになった。地域、住民と連携し、そこから知恵を吸収する姿勢も表彰の決め手となった。

郷土愛醸成に一役

 同校は地域に根差した活動を推進。南永田山王台地区にある27カ所の道に愛称を付けるプロジェクトに参加。住民とともに名前を考え、名付けた道のイメージプレートを作った。また、同団地の階段をペンキで彩るアートを制作。桜並木や同校で行われる「ヨコハマみなみ夏まつり」で打ち上げられる花火など、地域の魅力を描いた。

 松本校長は「『誰々さんに聞けば教えてくれる』という地域のつながりがある」と話し、地元の絆を育んでいく。

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