六ツ川1丁目のシニア向け体験施設「ミライ想造ラボ」内に1月11日、多世代交流などを目的としたカフェ「バウムミラボ」がオープンした。2月25日までの期間限定で営業し、地域コミュニティーの形成やにぎわい創出を目指す。
カフェは介護事業などを展開し、ミライ想造ラボを手掛けている株式会社ツクイ=港南区=、障害者が活動するコーヒースタンドの運営などを行っている株式会社COOON=大阪府=が協力して立ち上げたもの。大企業とベンチャー企業がコロナ禍で顕在化した社会課題の解決に向けた開発や実証実験を実施し、それを神奈川県が支援するというプロジェクトの中で採択された。
ツクイはこれまでに、高齢者の健康増進をテーマとした同ラボで60歳以上を対象としたイベントを実施。対戦型パズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」を使った脳トレゲーム体験会やスマートフォンの使い方を学ぶ講座などを行ってきた。
多世代交流促進へ
そんな中、コロナ禍で希薄化した地域コミュニティーの再生に貢献できないかと考え、県のプロジェクトに参加。遊びや学びの要素を盛り込んだ住民の第3の居場所づくりを計画していたCOOONとマッチングした。コーヒースタンド運営のノウハウを持つCOOONの力を借りて、多世代交流カフェ「バウムミラボ」を同ラボ内にオープン。実証実験として2月25日まで営業する。
11日はオープンを記念し、eスポーツを無料体験できるイベントを開催。多くの地域住民が集まり、世代を超えた新たな交流が見られた。ツクイの担当者は「ミライ想造ラボが地域交流の拠点になるとうれしい」と期待を込める。
カフェではコーヒーやキーマカレーなどの飲食物を提供。ミライ想造ラボの登録サポーターはカフェで行われるウォーキングや音楽などのイベントに参加できる。また、施設運営の一環として、調理や清掃業務を手伝ってくれるサポーターも募っている。問い合わせはミライ想造ラボ【電話】045・315・2453。
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