心肺停止状態の男性をAEDを使って助けたとして、マルエツ井土ヶ谷店=井土ヶ谷下町=の従業員に南消防署から感謝状が贈られた。
感謝状が贈られたのは、同店の店長代行だった竹内敦司さん。竹内さんは3月1日午前11時10分ごろ、同店が入る施設のエレベーターホール内で倒れている50代の男性を発見した従業員から連絡を受けた。事務所から現場に駆け付け、ほかの従業員に119番通報と店内に常備してあるAEDを持ってくるように指示。その後、胸骨圧迫とAEDで心肺蘇生を試み、通報から9分後に到着した救急隊に引き継ぐまで、救命活動を続けた。男性はその後、病院に搬送され、心拍が再開した。
4月26日に南消防署で感謝状贈呈式があり、竹内さんは「過去に消防署による救命講習を受けており、最初はパニック状態だったが、冷静に対応できた」と振り返った。竹内さんは現在、二子玉川店の店長を務める。消防署の小出健署長は「迅速、的確な対応で尊い命が救われた。救命の輪を広げてほしい」と竹内さんの行動をたたえた。
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