みなみん(南公会堂)のロゴマークがこのほど制作された。開館から1年が経過した昨年3月に「みなみん」の愛称が付けられたが、認知度は今一つで、施設側はロゴマークを各団体が行う催し物の印刷物などに使用することを期待しており、より親しまれる公会堂を目指す。
南区総合庁舎の移転に伴い、2016年4月に開館した南公会堂。より親しまれる施設にしようと、愛称を公募し、区民投票を経て昨年3月、「みなみん」に決定。市内で公会堂に愛称を付けているのは栄公会堂(スポーツセンターを併設)の「たっちーらんど」に続いて2例目。
区主催の行事で公会堂を使用する場合は、印刷物などに「みなみん(南公会堂)」と表記するようにしてきた。愛称決定から1年以上が経過したが、民間団体が行う演奏会などのチラシでは「南公会堂」だけの表記が目立ち、「みなみん」が浸透していない状況もある。
桜モチーフに
開館から2年が経過し、愛称をもっと知ってもらおうと、ロゴマークの制定を決めた。区がデザイナーに依頼して制作。区の花「さくら」の花と公会堂の独特の天井の形をモチーフにし、中央に「minamin」の文字を入れた。同時に「みなみん 南公会堂」の文字もデザインした。
ロゴマークは、みなみんのサイト(http://www.minami-kokaido.jp/)からダウンロードすることができる。利用規則を守れば、誰でも使用することが可能。
みなみんは、公会堂としては最新の音響、照明設備を備えていることもあり、区内はもちろん、中学、高校の吹奏楽部など、区外からの利用も多い。また、近隣の港南、金沢両公会堂が建て替え工事中のため使えないこともあり、使用団体が増えている。
みなみんの奥村照幸館長は「ロゴマークを催し物のチラシなどに使ってほしい」と話し、愛称の認知度アップにつなげたい考えだ。
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