市立平楽中学校3年生の荻原悠人(おぎはらゆうと)君が7月下旬に行われた「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で教育長賞を受賞した。
同コンテストは、各区の予選会から選ばれた小中学生が、国連の「持続可能な開発目標」に基づき、さまざまな視点から国際平和に対する思いを語るもの。小中それぞれから市長賞、教育長賞、審査委員長賞が2人ずつ選ばれた。
荻原君は、家族で出かけた際、障害がある弟が街中で好奇の目にさらされた経験に「怒りが込み上げてきた」と語った。さらに、自身が病気になり、投薬の影響で顔がむくむなど、外見が変わったことで周囲の反応が変わることを心配した時、「弟もいつもこんな気持ちなのかと気が付いた」と訴えた。最後は「差別をなくすには理解すること」と結んだ。
荻原君は陸上部所属だが、将来はボクサーになりたいと語り、「必ず有名になります」と笑顔を見せた。=荻原君のスピーチ全文を右で紹介
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