宿町3丁目の精神障害者通所施設「サザン・ワーク」で8月22日、クッキー作りと障害を理解する講座が開かれた。
南区が進める施設間連携事業の一つとして、睦地域ケアプラザが主催し、地域子育て支援拠点「はぐはぐの樹」が協力。年長から小学6年生までの12人と保護者が参加。
施設職員らがボール型のクッキー作りを指導。焼いている間の時間を使い、同施設の中澤宰施設長が精神障害者の行動や症状を説明。「まちには、外からは分からないけれど、困ったと感じている人がいるかもしれない。どんな人にも優しい気持ちで接してほしい」と呼び掛けた。
クッキーが焼き上がると、子どもは粉砂糖をまぶして仕上げた。参加した小学3年の女子児童は「目に見えない障害があることを知った」と話した。中澤施設長は「今後もこうした機会を通して交流を進め、少しずつ地域に施設の存在を知ってもらえるようにしたい」と展望を述べた。
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