神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2018年9月20日 エリアトップへ

人身事故発生件数 阪東橋駅付近が県内最多 上位10カ所に区内3地域

社会

公開:2018年9月20日

  • LINE
  • hatena
交通量の多い阪東橋駅周辺
交通量の多い阪東橋駅周辺

 神奈川県警が県内の交通事故の発生状況についてまとめた「人身交通事故多発エリア」を公表し、事故件数上位10カ所の中に最多の阪東橋駅周辺など、南区を含むエリアの3カ所が入った。県警はこれらのエリアを事故多発地域に指定し、今後取り締まりを強化していく。

県警が初公表

 「人身交通事故多発エリア」は、事故が多い場所を明らかにすることで交通安全意識の向上や警察の取り締まりに活用しようと、今回初めて調査したもの。県内全域を1Km四方で区切り、今年1月から6月まで事故が多く発生したエリアの上位10カ所を公表した。

 南警察署管内では1位の阪東橋駅周辺(67件)、と2位の伊勢佐木長者町駅周辺(61件)、8位の井土ヶ谷中町周辺(42件)の3エリアが対象となった。1、2位のエリアはともに南区と中区の区境で、交通量の多い16号線沿いでの事故が目立つ。井土ヶ谷中町周辺では幹線道路から離れた住宅街での事故が多い。

 内容は出合い頭や追突事故が目立ち、歩行者が関係するものでは、横断歩道横断中の事故が多い。南署交通課の志澤俊雄課長は「交通量が多いことや、住宅街での見通しの悪い交差点でドライバーが左右の安全確認を徹底していないことが原因の一つでは」と話す。

区内事故は減少

 事故防止活動として、9月5日に黄金町駅そばの初音町交差点で南署と伊勢佐木署が合同で取り締まりを実施。歩行者への交通妨害違反などで4人が検挙された。そのほか、井土ヶ谷交差点などでも交通安全運動を定期的に行っている。

 9月13日時点の南署管内の人身交通事故は365件で昨年同時期より11件減少。南署は「取り組みの効果が表れつつある」としている。

 志澤課長は「安全は時間と心のゆとりから生まれるもの。交差点などでは、ただ一時停止するのではなく、きちんと左右の安全確認をしてから車を発進させてほしい。歩行者も乱横断をせず、横断歩道を渡ってほしい」と話し、今回の結果を受けて、取り締まりや事故防止啓発に力を入れる。

南区版のトップニュース最新6

蒔田公園 久々に活気

みなみ桜まつり

蒔田公園 久々に活気

5年ぶり、踊りの花咲く

3月28日

防災学び 地域に伝える

蒔田中2年生

防災学び 地域に伝える

災害への備えなど発表

3月28日

森の保全団体に寄付

太田小6年生

森の保全団体に寄付

三浦での環境学習契機に

3月21日

蒔田公園 5年ぶり大舞台

みなみ桜まつり

蒔田公園 5年ぶり大舞台

23、24日 模擬店やステージ

3月21日

福祉避難所 課題浮き彫り

福祉避難所 課題浮き彫り

火防協研修で図上訓練

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook