三春台東町内会の副会長などを務め、子どもの見守り活動を行う 畠山 明美さん 三春台在住 84歳
楽しい場作る三春台の母
○…三春台の丘の上にある町内会の副会長と太田地区の婦人部長を務める。高齢者が少しでも外に出て活動してほしいと食事会やサロンを企画。敬老会や10月末に行われる町内のハロウィーンイベント向けて仲間とともに積極的にアイデアを出し合っている。「子どもも大人も一緒に参加できて、みんなが楽しめることがしたい。一人の力では何もできないが、周りの助けがあるからこそ面白いイベントができる」と微笑む。
○…西区出身。中学生まで西区で過ごし、卒業後は貿易会社の倉庫管理会社に就職した。結婚後、三春台に移り住んだ後も仕事を47年間続けた。「力仕事ではあったけれど、働いているという実感があって楽しかった」と振り返る。
○…町内会活動に関わるようになったのは34歳の時。息子が子ども会に入ったのがきっかけだった。「それまでは町内会のことには関心がなかった。子ども会に参加するようになってから嫌いだった人混みを克服したり、多くの子どもたちと一緒にいることが楽しくなった」という。50歳から本格的に町内会活動に参加。「近所を歩いる時、活動をして知り合った子どもが名前を呼んでくれたり、気軽に話しかけてくれることがとても嬉しい」と目を細める。
○…町内会館を使って近所の仲間と編み物をするのが楽しい。使う素材はすべて廃棄予定だった布や着物の切れ端。「使えるものを捨てられることが嫌い」と15人ほどで布草履や座布団を編んでいる。「町内会館は気軽に楽しめる場所であってほしい」。居心地の良さから会館を遊びや話す場所ととらえ、子どもたちが集まることが多く、自然と見守りの場になっている。今後も「三春台の母」として地域のつながりを紡ぎ続ける。
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