ファンと記念撮影を行う（左から）尾上まなみさん、太田あかりさん、住吉かのんさん、南仲ないろさん、入船あんさん、港ゆきさん（10月27日）
馬車道発の横浜アイドル「ポニカロード」の結成５周年を記念したライブが10月27日、28日に中区と西区のライブハウスで行われた。２日間の動員目標を４５０人とし、クリアできない場合は「１年間新曲発表なし」というペナルティが課される中、４５９人を動員することに成功した。
ファンが窮地救う
動員目標は１年前のライブで発表され、それ以降、５人のメンバーはイベントやＳＮＳを通して、チケット購入を呼び掛けてきた。しかし、売れ行きは鈍く、開催１カ月前でも１００枚以上が残る状況だった。それでも、ファンが知人を誘うなどして広がりを見せ、目標を達成した。
28日のステージの最後に動員目標を超えたことが発表されると、メンバーは泣き崩れ、それぞれがファンに感謝の言葉を述べた。結成当初からのメンバーでリーダーの入船あんさんは「正直、目標をクリアできないと思った時期もあった」とし、「アイドルにとって新曲を発表できないのは致命的。目標をクリアできなければポニカロードを辞めようと思っていた」と進退を懸けてライブに挑んでいたことを明かした。
２日間のライブでは、２曲の新曲やチャイナドレス風の新衣装が披露されたほか、新メンバーの南仲ないろさんの加入や子どもを対象にした「ちびぽにか」の結成、来春に関内ホールで無料イベントを開くことも発表された。
９、10日は南区に
ポニカロードは11月９日の「南区安全安心まちづくり推進連絡会」のイベントに「みなみ防火防災応援隊」として参加。午後１時から、みなみん（南公会堂）で委嘱式、ミニライブを行った後、横浜橋通商店街をパレードする。10日は「横浜運河パレード」の蒔田公園会場でライブを行う予定。
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