意見を出し合う参加者
子育て中の困ったことや嬉しいことなどを語り合う催しが11月10日、南区役所で行われた。
市の「子ども・子育て支援事業計画」の次期計画（２０２０〜24年度）の策定へ向けて、市こども青少年局が全18区で10月から実施しているもの。子育て中の保護者の声を計画策定に生かす目的で開かれている。
子育て中の母親や子育て支援施設の関係者など10人が参加。自己紹介の後、子育てで悩んでいることや課題に感じていることを出し合った。その中では、「困った時にどこへ相談したらいいか分からない」「外で遊べる場所が少ない」などの体験に基づいた悩みや疑問が出された。その上で、参加者が思う理想の子育て支援策を語り合った。
子育て支援活動などを行い、市の依頼を受けて進行役を務めた船本由佳さんは「自分の感覚を伝えてもらうことが、横浜の子育て支援の温度感を変えることにつながるかも知れない」と今後に期待した。
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