南永田山王台地区内の道路に愛称を付けようと、歴史や魅力を学んでいく講座の最終回が11月27日に永田地域ケアプラザで開かれた。
講座は同地区連合町内会(岩田春男会長)と地域活性化を目的に活動する「ふるさと創生の会」、南区役所の3者が主催。9月と10月に講座を開き、この日がまとめとなった。
この日参加した約20人の住民は、前回歩いた地区内の場所から、それぞれの「おすすめのスポット」を出し合い、地図内にまとめた。地域住民から「鉄塔山」と呼ばれる小高い丘や陶芸家・井上良斎が作った登り窯などが挙げられた。その上で参加者が「南永田山王台がこんな地域になるといい」「そのためにしたいこと」を発表。「住み良いまちづくりのために、清掃やあいさつをする」「子どもが安心できるように見守りを行う」などの意見が出た。
同地区は似たような道幅の道路が縦横に走っており、場所が分かりづらいという課題があった。同町内会は今後、講座参加者らとともに、愛称付けへ向けた取り組みを本格化させる。選考方法などはこれから決め、来年中には数カ所に愛称を付ける予定。ふるさと創生の会の堀木一男さんは「小学生らにも加わってもらい、取り組みを進めたい」と展望を語った。
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