六ツ川大池地区連合自治会会長を務める 三石 勝さん 六ツ川在住 76歳
問題見つめて行動へ
○…8月から六ツ川大池地区の連合会長に就任。地区の音楽祭やバザーなどで先頭に立ち、イベントを盛り上げている。会長就任前から、体調の優れない前会長の代理として、地区や区の会議に出席し、慣れない立場ながらも前会長をサポートしてきた。「六ツ川大池地区には住民が1千人近く暮らしている大きな自治会もある。どのように住みやすいまちにしていくか、これから活動したい」と意気込む。
○…長野県出身。8人兄妹の6番目として生まれる。高校まで長野で過ごし、大学から横浜へ。大学卒業後は製薬会社の営業マンとして勤め、30歳で結婚し、南区へ移り住んだ。初めて六ツ川へ来た時は「開発途中で何もなかった。緑が多く、家の畳の間から竹が生えてきたこともあった」と笑う。
○…定年退職後から自治会活動に携わるようになった。自然な流れで活動に参加するようになったという。「連合自治会の副会長を5年務め、会長になるとは考えていなかった。身を引こうと考えていた時に話が来た」と振り返る。会長就任後は六ツ川の交通事情改善に積極的に取り組む「高齢者や車を持たない人は移動手段が限られており、交通渋滞も起きている。来年度からは勉強会などを開き、問題解決のきっかけになれば」と話す。
○…毎年4月に行われる「歩こう大会」が好きな行事の一つ。「学校の先生や生徒、地域の人が多く参加してくれており、地域のつながりの強さを感じる」と笑顔。自身もウォーキングが好きで毎日1万歩を歩く健脚の持ち主。趣味で家庭菜園も行っており、泉区に畑を借りて野菜を育てるなどして楽しんでいる。「自分も地域もいつまでも健康で安心して暮らせるまちにしたい」と話し、六ツ川大池地区の舵を取る。
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