南区PTA連絡協議会(井土(いづち)剛会長=人物風土記で紹介=)が主催する研修会が2月9日、みなみん(南公会堂)で行われ、市内のシェフらによるNPO法人「横浜ガストロノミ協議会」のメンバーが食をテーマにした講演を行った。研修会は子どもの教育やPTA間の情報交換を図ろうと、年2回行っているもの。
同NPOは食育や地産地消を伝える活動、被災地や食料危機国への支援活動などを行い、横浜の食文化の振興・発展の寄与することを目的に活動している。市内の小学校などを訪れ、児童と一緒に料理を作るなどの活動を行っている。
講演では理事長の今平茂さん(横濱元町霧笛楼・総料理長)が料理人を目指したきっかけや親方との思い出のほか、小中学校での食育活動や職場体験の様子を写真で伝えながら「チャンスは平等にあるが、そのチャンスを活かせるかが大事」などと話した。ユーモアを交えながらの話に会場からは笑いが起きるなど和やかな雰囲気で進んだ。家庭で作れて冷蔵保存ができるスープの作り方も紹介。最後の質問タイムでは「(シェフの)みなさんはご家庭でどのような食育をされていますか」の質問に対し「子どもが興味を持った時に、年齢に合わせた料理作りなどを一緒にやっています」などと同協議会のメンバーが回答した。
参加者は「シェフの方々の熱い思いが伝わってきた」「これだけ熱心に活動してくれて感激した」などと話していた。
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