4月10日に結婚60年を迎えられた天皇、皇后両陛下は12日、こどもの国=青葉区=を4年ぶりに訪れ、園内の視察とともに、ボランティアや子どもたちと交流された。
こどもの国は、両陛下の結婚時、全国から寄せられた祝い金の使い道を「子どものための施設に」と希望されたことで開設が決まった経緯がある。
両陛下は園内バス「あかポッポ号」に乗り、5千人を超える来園者が国旗を振る中、園内を見て回られた。バスを降りられた後、沿道に並んでいたボランティアや子どもたちに声を掛けながら歩かれた。保育園児には「いつもここで遊んでいますか」などと質問された。終始にこやかな両陛下と交流した女児は「優しかった」とはにかみながら答えていた。
視察に同行したこどもの国の為石摩利夫園長は「両陛下が考えて形になったのがこどもの国。今でも大変強い思いを持っていただいており、開園50周年などの節目には来ていただいている」と説明。退位を前に「お時間ができるようになれば、また訪れていただいて、園内の自然を味わってもらえたら」と話していた。
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