もっと優しい星川へ 駅周辺で「バリアフリー構想」
横浜市は、検討を進めてきた『星川駅周辺地区のバリアフリー基本構想』をこの程まとめ上げ、国土交通省に提出した。
障害者や高齢者が、星川駅から周辺の行政関連施設などへ向かう際のスムーズな動線を確保することが主な狙い。今後、道路や周辺施設の管理者は、この基本構想に基づいて整備事業を行う事となっている。
生の声を反映
具体的には、同駅周辺の歩道上にある点字ブロックの範囲拡大工事が既に実施された(写真)ほか、駅構内でホームと車両の段差や、エレベーターの点字表示の改善などに取り組んでいく方針。
また現在、相模鉄道本線の星川駅から天王町駅間で「線路の立体交差事業」も進められており、今回策定された基本構想とあわせて、周辺一体の道路バリアフリー化に、さらに弾みがつくものとみられている。
構想の策定にあたり、市では高齢者や障害者を含む市民や有識者から意見を募ると共に、実際の現場を歩くなどしながら具体案を練ってきた。実際にこれらの活動に参加した市民からは「駅前バス停の時刻表に点字表示がない」「踏切板とレールの間に車いすの車輪が挟まる」といった生の声が数多く寄せられ、構想策定に役立てられたという。
区内の駅では初
こうした基本構想の策定は平成18年12月に施行された「バリアフリー新法」に基づいて実施されているもので、保土ケ谷区内の駅が対象となるのは初めて。詳細問合せは【電話】045・671・2755/道路局企画課交通計画担当まで
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